皮膚の構造

あんた、表皮とか真皮とかって聞いたことがある?

そう。
聞いたことがあって当然よね。

じゃあ、角質層とかセラミドとかコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸とかは?

まあ、これも知ってて当然よね。

じゃあ、あんたに聞くわ!
角質層ってどこのこと!?

セラミドってどこにあるの!?
コラーゲンやエラスチンはどんな働きをしてるの!?

ふん!
どうせそんなことだと思ったわ。

あたしが教えてあげるから、しっかり覚えなさい!!

肌は一番外側、つまり触れることができる部分から順に、表皮、真皮、皮下組織の3層からできてるの。

このうち特にスキンケアに関わりが深いのが表皮と真皮なのよ。

表皮はさらに外側から順に角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層に分かれているの。

さあここで、さっきあんたに質問した「角質層」って言葉が出てきたわね。
「角質層」っていうのは表皮の一番外側にある層のこと。

表皮は肌の一番外側にあるから、つまり「角質層」は肌の一番外側にある組織だってことになるわね。

「角質層」の厚さはわずか0.02mm。
そう、食品用のラップと同じ程度の厚さしかないの。

でもそのたった0.02mmの薄い膜が、ものすごく大切な働きをしているのよ。

「角質層」の中には角質細胞が何層も重なって並び、そしてその間をセラミドを中心とした細胞間脂質がまた何層にもびっしり並び、肌の水分を逃がさないようにしてるの。

「セラミド」ってキーワードも出てきたわよ。
しっかり覚えておいてね!

それからNMF(天然保湿因子)が肌の水分を抱え込んで、これも肌の水分を維持するために大切な働きをしているのよ。

肌内部の水分を逃がさないようにしている角質層の働きを、肌の「バリア機能」っ呼んでるわ。

で、肌の「バリア機能」にはもうひとつ重要な機能があって、それは紫外線や花粉、ウイルスといった肌外部の刺激から肌を守ることなの。

つまり角質層の持つ「バリア機能」は、肌外部の刺激から肌を守り、肌内部の水分を蒸発しないようにしてるわけね。

ここまではいい!?
じゃあ、次は真皮よ!!

表皮の下にある真皮は、その70%をコラーゲン繊維が占めてるの。
コラーゲン線維が網目状に真皮の中を走り、そのところどころをエラスチン線維がつなぎとめてるわけ。

コラーゲン線維もエラスチン線維も弾力のある線維なのよ。
肌のハリや弾力を守ってるのはコラーゲン線維とエラスチン線維に頼るところが大きいわけなの。

それからコラーゲン線維とエラスチン線維の間を埋めるように、ヒアルロン酸を主成分にした基質と呼ばれるゼリー状の物質が存在しているの。

ヒアルロン酸も肌のハリ・弾力を支える働きをしてるんだけど、もっと大切な働きは肌の水分を蓄えておくことよ。

一気に「コラーゲン」、「エラスチン」、「ヒアルロン酸」っていう3つのキーワードの解説をしてしまったわね。

少しは肌のことが理解できたかしら?